【30年前と比較】1989年と2019年、社会はどう変わった?子どもたちが生きていく「令和」の時代

平成の30年が終わり、新しい令和時代になった日本。この30年間で、本当に色々なことがありました。30年前の1989年と現在の2019年を比較してみると、変化がよく分かります。

子どもの数、経済、生活に関する意識などのデータから、これまでの社会がどんな風に変わってきたのか、ご紹介します。そこから、子ども達の未来のために、私たちが今何をするべきか、ヒントが見えてくるといいなと思います。

ずーっと減少……「子どもの数」の変化

人口減少、人手不足、少子高齢化…最近よく耳にする言葉です。日本の人口が減っているという話は聞きますが、具体的な数はどれくらいなのでしょうか?

総務省は、2019年4月1日現在の子どもの数を発表しています。データには、今から約30年前である、1990年の統計も載っていたので、現在と比較してみたいと思います。

参考資料:総務省「我が国のこどもの数」

現在は1,553万人・30年前は2,254万人

2019年4月現在、日本の15歳未満の子どもの数は1,553万人です。これは、前の年に比べると17万人少なく、昭和57年から37年連続の減少で、過去最低の数となりました。

一方、1990年の子どもの数は2,254万人この30年間で約700万人も少なくなっていました。小学校1校あたりの生徒数が300人だとして、実に2万3000校ぶん子どもが減っていることになります。

とはいえ保育園や小学校に行くと当たり前のように子どもを見かけるわけですから、ここまで減少しているとは知りませんでした。具体的な数字を見ると、あまりに大きくてビックリしますね。

子どもの割合も減り続けている

子どもの年代別に見ると、0歳~2歳が最も少なく、12歳~15歳が一番多くなっています。つまり、これからも子どもの数は、どんどん減り続けていくということですね。

回復しているらしい?「経済」の変化

子どもの数と同じく、人口に対する子どもの割合も減少しています。現在の15歳未満の割合は、12.3%。一方、65歳以上の人は全体の28%です。少子高齢化が進んでいるんですね。

この30年の間に、日本の経済にも大きな変化がありました。過去には「バブル崩壊」「リーマンショック」などで、危ないと言われていましたね。難しい言葉は分かりませんが、とにかく日本の景気は良くない状態だったはず。

しかし、内閣府のデータによると、ここ最近は景気が回復していると書かれています。
参考:日本経済の現状

  • 失業率の改善
  • 消費の持ち直し
  • 地方経済の回復
  • 生活に満足している人が増えた

こんなことから、景気は良くなっていると考えられるそうです。

地方経済の回復?

わが県、群馬にも関係する「地方経済の回復」。全体の傾向と同じように、地方の景気も良くなっているそうです。

具体的には

  • 求人の数が増えた
  • 失業者が減った
  • 倒産する会社が減った

などが理由として挙げられています。

データとしては、景気が良くなっているとされていますが、正直なところ、私自身は、全く実感はありません!主人のお給料が上がったわけでもないし、普段の生活で「お!景気が良くなってるなぁ」なんて感じることは、ありませんね…。

消費税はアップするし、物価も高くなっているし、むしろ生活は厳しくなっている気がしています。子育てにお金がかかる、老後のお金が心配…お金に対する不安は常にありますよね。

とにかく余裕がない!「意識」の変化

データを見ると、景気は回復傾向となっていました。しかし統計の数に関係なく、私たち消費者が、どのように感じているいるかも大切です。景気が回復していると言われても、実際に生活が楽にならないと、実感はできません。

そこで、生活に関する考え方についてのデータも紹介したいと思います。他の人は、普段の暮らしの中でどんな風に感じているのか、気になりますね。

生活の満足度は上がっているのに…

内閣府のデータには、現在の生活に対する満足度について書かれていました。それによると、満足と答えた人は、以前より増加していて、2017年には約74%にもなっています。これだけ見ると、多くの人が今の生活で良いと思っているんだなーと感じます。

しかし!

一方で、日銀が発表した調査を見ると、全く違う結果になっています。「暮らし向きにゆとりがなくなってきた」と答えた人は以下の通り。

  • 2018年:39.1%
  • 2018年:38.1%
  • 2019年:40%

ここ数年、半分近くの人が「暮らしに余裕がない!」と感じていることが分かります。満足度の調査と反対の結果ですが、個人的には納得できます。

30年前とは異なる「意識」

ほかにも面白いデータがありました。30年間の意識変化によると、ここ数年で「もっと常識にとらわれず、いろいろな考え方が認められるべきだ」と思っている人が増えてきています。

引用:株式会社リサーチ・アンド・ディベロップメント30年間の意識変化

TwitterやFacebook、スマホが普及したことで、これまでより、それぞれの個性を出せるようになってきました。SNSでは「皆と同じより」も、「自分の好きなことをする」が重視されている気がします。

さらに同じ調査を見ると、「日本の伝統的な暮らし方を大事にしていきたい」と答える人が、少なくなっています。この結果も面白いですよね。

「古き良き日本」「おもてなしの心」など、日本の文化を大切にしようとよく聞きますが、それだけでなく、新しいこともどんどん受け入れよう、と思っている人が増えてきているのではないでしょうか。

色々な面で、これまでとは違った意識を持つ人が増えているんですね。私たちの生活に関する考え方は、30年前と比べると色々と変わっていることが分かります。

これまでの30年とこれからの30年

30年前と現在を、色々と比較してみました。子どもの数は減り、生活に余裕がないと感じる人が多くなっています。結果を見ると、子育て世代の私たちには、厳しい内容でした。子ども達の将来を考えると、不安になってしまいます。自分たちの老後も心配ですよね。

私自身も、この記事を書きながらちょっと暗い気分になりました…。でも、現状を知ることができて、良かったとも思っています。何も知らなければ、対策もできませんよね。

子どもの未来のために、私たちは今何ができるのでしょうか?みんなで考えて、行動すれば、きっと変わるはずです。子ども達の幸せな生活のために、自分たちの楽しい将来のために、できることから始めてみましょう。