子どもが不登校になった時、親はどうすればいい?

子どもが不登校になった時、親はどうしたらよいのでしょう?「辛かったら学校に行かなくてもいいよ」のメッセージのその先には、傷ついた子どもと子どもを受け止める親の苦しさがあります。

子どもが不登校になった時 我が家の場合

私には小学6年の双子の娘がいます。長女が小学2年の2学期、続いて次女がその1年後から上手く学校に通うことができなくなりました。当時の気持ちを現在の娘たちに聞いてみました。

長女は、当時通っていた学童でおこなわれていた集団いじめや先生方の様子に「誰と仲良くしたら良いのかわからなくなった」と、次女は「ママと一緒にいられる長女が羨ましいと思った」と話します。

小学校低学年での不登校、しかも娘2人ともという事態は私にとって人生最大の挫折でした。特に不登校当初は娘たちの不安と私の混乱と葛藤、不機嫌な夫で毎日がハチャメチャでした。

そして、学校を基盤に育ち、学ぶ楽しさを実感して大人になった私の心に、わが子が学校に通わずに育ち、社会に出ていくことへの漠然とした、しかし大きな不安が押し寄せてくるのを感じていました。

その時にとったわたしの行動

当時私はパート勤務をしていましたが、不安定な家庭状況に私自身心身の疲労が大きく、また、低学年の娘たちだけで留守番をさせられないと思ったため、結局退職しました。

学校復帰を目指してスクールカウンセラーや教育センターへの相談、講演会への参加などもおこないましたが状況は好転せず、気になる学習の遅れもありましたが、娘たちに向き合う気力がもはや私にありませんでした。そんな私の転機となったのは、親の会への参加です。

同じ境遇、もしくは経験者の方々の前で吐露した気持ちに共感してもらったり、他の方のお話を伺うことで、冷静に子どもとの関係や自分自身を振り返り、多くの気付きを得ることができました。

月1回ではありますが、参加した後は自然と笑顔になり「新たな気持ちでまた娘たちと向き合いたい」と思える私がいました。状況が落ち着いた現在も、私自身の学びと気付きの場と捉え、親の会への参加を続けています。

子どもが不登校になった時に大切だと思うこと

経験から、大切だと思うことを4点挙げたいと思います。

子どもの気持ちに寄り添うこと

第1は子どもの気持ちに寄り添うことです。親の気持ちを優先するのではなく、「どうしたの?」とまずは子どもの言葉に耳を傾けてあげてください。

ママが安心できる時間を

第2に、ママが安心できる人や場との出会いです。周囲に理解されず、孤独を深めることもありますが、たった1人でも味方がいる心強さは子どもに向き合う力になります。

私は当時の養護教諭、そして親の会で知り合った方々に随分心を支えて頂きました。

学校以外にも学びの場はある

第3に、学校だけが学びの場ではないと気付くことです。視点を変えれば、生物の飼育、家事、テレビやゲーム…日々の暮らしに学びはあふれています。学ぶ楽しさを感じた子どもは、自ら学び始めます。

しばらく教科書から遠ざかっていた娘たちですが、「勉強を諦めたくない」と昨年から塾に通い、彼女たちのペースで学校とも向き合い始めました。

パパには期待しすぎない

そして第4に、夫に多くを期待しないことです。協力的なパパもいらっしゃいますが、多くは「学校に行くのは当たり前」など社会的視点で判断をしがちなため、不登校の初期にパパが子どもやママの対立軸になることがあります。

混乱や葛藤の時にこそ、パートナーとして夫の協力を期待したいところですが、難しい場合はまずはママと子どもの関係を良好にすることを優先し、パパは時折の状況報告に留めておけば良いでしょう。また、新聞記事や専門家など第三者の意見を伝えるのはパパに効果的です。

まとめ

落ち着きを取り戻したものの、娘たちの不登校は現在進行形です。私は寄り添いたい気持ちと裏腹に、ベストな対応をすることができず後悔することも…。

試行錯誤の日々ですが、子どもと向き合う心の余裕を持ちつつ、娘たちの成長をこれからも見守っていきたいと思っています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です